ABA 療育 小学一年 時期尚早?息子が体験した絵画教室

2 min 137 views
mayup

mayup

FOLLOW

ABA(Applied Behavior Analysis 応用行動分析学)を自宅で実践した記録です。
息子のユウが4才のときに【自閉症スペクトラム】と診断され、そこからABAの療育が始まりました。
いろんな方法を試しながら息子に合ったトレーニングを模索する毎日です。得意なことはどんどん伸ばしていきたいし、苦手なことはしっかりサポートしていきたい。こだわりの強い息子と過ごす日常やトレーニング内容を書いていきます。

息子は好きなキャラクターを模写するのが大好き。

時間があれば、YouTubeで見つけた【ダークレセプション】や【ソニック】、絵本のイラストをひたすらマネて描いています。

あんなに絵を描くことが苦手だったのに、ここまでのめりこむなんて思わなかった。

そういえば、年長さんになった頃から絵を描く回数が増えてったような気がする。

絵を描くたびに上手くなって、その絵を褒められるのが嬉しくて、また絵を描いて上手になって・・・。

それをくり返してたらいつのまにか『苦手→好き→得意』に変化していったね。

親バカだけど本当に上手なんです。そのぶんこだわりも強いけど、どれも本人の納得がいくものばかり。

息子の画力を伸ばしてあげたい!!

私の実家の近くに絵画教室があったので体験させてみることにしました。
小学二年生~一般の募集です。息子は来月から二年生になるのでタイミングはバッチリ。
パリで絵の修業をしてきた先生がじっくり指導してくれるそうです。

60分コースは三回、90分コースは二回。

ゆっくり絵を描く時間が欲しいと思ったので90分コースにしました。だけど60分コースにしときゃよかった・・・。

●基礎の基礎から教えてくれる=鉛筆の力加減や持ちかたを指摘される。

最近、息子は学校で硬筆を終えたばかり。硬筆では強めの筆圧で文字を練習しなければいけません。そんな日々が続いていた息子に、いきなり筆圧を弱くしろというのも無理な話で・・・。

軽いタッチで線をひくのはハードルが高すぎです。

そして描くときは手首を使うんじゃなくて、腕を大きく動かしながら描くそうです。これも息子には難しかった。なんにしても今までのクセというものはそう簡単にはぬけません。

●何を描くかは先生が決める=好きな絵を描かせてもらえない。

まる・三角・四角の描きかたを練習します。上から下、左から右・・・。かたちを描くのにルールがあるなんて知らなかった。

そして動物や魚の置きものをデッサンしていきます。かたちを組み合わせて描くのってめっちゃ難しい!!

それでも集中して頑張ってた息子。
ちょっとずつ絵の描きかたに慣れてきて、じょうずに描きたい気持ちが出てきました。でも、全然楽しそうじゃなかった。楽しいというよりは意地になってた感じ。

●たくさんのアドバイスをくれる=ダメ出しが多い。

とにかく「違う、そうじゃない。」と指摘されるばかり。上手になってほしいという気持ちからの指導なのかもしれないけど、息子にはキツイ状況です。楽しいわけありません。

【体験した結果】

40分くらい経った頃、先生の注意を息子から私に向けました。息子が自由に好きな絵を描くためです。

上手く描けるようになりたいけど、やっぱり自分の好きな絵を描きたいよね。

でも絵を習うなら教室のルールにしたがわなければいけません。

あと一回体験できるんだけど、息子の答えはノー。理由は「うまくできないし、好きな絵が描けないから。」だそうです。

自己肯定感めっちゃ下がってる!!

基礎からはじめればもっと上手に絵が描けるようになるだろうし、息子の自信にもつながるんじゃないかと思ってたけど逆効果でした。絵を描くことが嫌いになってしまったら元も子もありません。

先生の話によると、小学一年生くらいまでは上手くなりたいっていうよりも描きたい気持ちのほうが強いんだって。だから絵を習いだしたとしても長くは続かないそうです。

まさしく今の息子じゃん!!

来月から小学二年生になるけど、この教室で学ぶにはちょっと早かったね。

だけど、こういう教室があるということを知れただけでも良かった。

もう少し息子がお兄ちゃんになったて絵を習いたくなったら、そのときまた体験させてもらいたいな。

そしたら今回とは違う気持ちで(わたしも含めて)、先生と絵に取り組めるかもしれない。

絵を描くだけじゃなくてダンスや音楽、そして英会話にも興味をもってる息子。

どんどん色んなことを体験して未来の選択肢を増やしていってもらいたいです。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です