ABA 家庭療育 男の子と女の子を認識するトレーニング

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ABA(Applied Behavior Analysis 応用行動分析学)を自宅で実践した記録です。息子が4才のときに【自閉症スペクトラム】と診断され、そこからABAの療育が始まりました。息子が得意なことはどんどん伸ばしていきたいし、苦手なことはしっかりサポートしていきたい。いろんな方法を試行錯誤しながら息子に合うトレーニングを模索中。そんな息子との何気ない日常やトレーニング内容を記録していきたいと思います。

前に『男の子と女の子がわからない!家族の性別を覚えることからやってみた』という記事を書きました。今回は第三者の性別を認識する練習です。

【1】息子が通う園の写真

息子の連絡袋に園からたくさんの写真が入ってました。園生活を過ごす息子の何気ないものやちょっとしたイベントのものまであって約20枚くらい。こういった写真は園のほうから定期的にくるそうです(もちろん有料)。
担任の先生や仲のいいお友だちも写ってるのでこれを使ってトレーニングします。

①息子の顔を両手で包んで目線を合わせたら「今からユウ(息子)に訊くね。」と伝える。

②蓋をしたままのマーカーペンで質問したい人を指したら『〇〇先生は男の子?女の子?』と訊きます。

正解なら褒める。間違えたり答えに詰まってるようなら小声で答えを教えます。そのあと正しい答えを言ってもらえばOK。

最初は息子が認識しやすいように男の子と女の子を分けて質問していきました。

はじめは『男の先生・Aくん・Bくん』、その次は『女の先生・Cちゃん・Dちゃん』みたいな感じ。慣れたら男女ごちゃまぜにします。

男の子なら「髪が短いね。」、女の子なら「髪が長いね。スカートはいてるね。」というようにヒントを伝えることもありました。もちろん髪が長い男の子もいるし、髪が短い女の子だっています。だけど息子にはこのほうが分かりやすいんです。

見た目からの性別が区別できるようになったら「女の子だけど髪が短い人もいるね。」というように補足していきます。

写真は人がたくさん写ってるものより、少ない人数で被写体が大きめのものをチョイス。
毎日会ってる先生やお友だちが写ってるのでニコニコしながらトレーニングしてくれました。

【2】有名人の画像を使う

サイトで有名人の画像を検索します。比較的わかりやすい画像を選びました。男の子なら『髪が短い・ひげがある』、女の子なら『髪が長い・お化粧してる』など。

ジャニーズ系はキレイな顔立ちの人が多くて認識するのが難しそうだから除外です。20代~40代までを目安に質問しました。

①息子の顔を両手で包んで目線を合わせたら「今からユウ(息子)に訊くね。」と伝える。

②蓋をしたままのマーカーペンで画像の人物を指して「男の子?女の子?」と質問します。

ジッと画像を見つめながら首をかしげて答える息子。

今までは始めから答えを暗記するパターンだったけど、今回は息子の感覚で答えなきゃいけないから難しいね。正解なら褒める。間違ってたらどうしてそう思ったのかを訊いてみます。

正解は[綾瀬はるかさん・石原さとみさん・水卜麻美さん・坂口憲二さん・阿部寛さん」など。
不正解は[浅田真央さん・柴咲コウさん・岡田将生さん]でした。

浅田真央さん・柴咲コウさんの画像は髪をまとめていたものだったので男の子に見えたそうです。岡田将生さんは顔が可愛いから女の子に見えたんだって。

このトレーニングはクイズ感覚でとてもやりやすかったです。息子も自分から画像を指さして楽しそうに答えていました。

【3】外でトレーニング

外出中に見かけた人が男の子なのか女の子なのかを質問します。

公園なら『ブランコに乗ってるのは男の子?女の子?』『泣いてるのは男の子?女の子?』『ボール持ってる子は男の子?女の子?』。

スーパーなら『パンを並べてるのは男の子?女の子?』『お菓子にシール(お金を払った印)を貼ってくれたのは男の子?女の子?』などなど。

知ってる語彙が少ないため、わたしが質問した意味が分からずによく訊き返してきます。

『パンを並べてる』の動詞『並べてる』を理解できずにいた息子に「いまお姉さんがパンを並べているよ。」と説明しました。

『お姉さん』というキーワードで女の子だということがわかったみたい。
そして『並べてる』という言葉がどんな行動なのかを見て理解することができるので教えやすかったです。

外でのトレーニングは利点がたくさんありました。

●思いついたときにパっとできる。
●息子が集中できる環境をわざわざ作らなくてもいい。
●私も息子も遊びとして楽しめる。
●動詞と動作・行動が結びつく。

毎日コツコツやって(他のトレーニングもしながら)だいたい3~4か月くらい?誰が見ても分かるような男の子や女の子ならほぼ認識できるようになりました。

息子は目から得た情報を理解するのが得意な[視覚優位]なので、画像や写真は息子と相性が良かったです。

小学生になった息子に男の子と女の子をどうやって見わけるのか訊いてみました。そしたら「見たら分かるよ」だって。

どっちなのか分かりにくい人もいるけど、その時は名前の呼ばれ方で判断するそうです。『〇〇くん』なら男の子、『〇〇ちゃん』なら女の子という具合ですね。

息子に「ニックネームというのがあって、男の子でも『〇〇ちゃん』で呼ばれることもあるんだよ。」と説明したら心あたりがあったみたい。めっちゃ納得してました(笑)。

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