ABA 小学二年 気をつけて!感覚鈍麻(かんかくどんま)は体調不良に気づきにくい

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ABA(Applied Behavior Analysis 応用行動分析学)を自宅で実践した記録です。
息子のユウが4才のときに【自閉症スペクトラム】と診断され、そこからABAの療育が始まりました。
いろんな方法を試しながら息子に合ったトレーニングを模索する毎日です。得意なことはどんどん伸ばしていきたいし、苦手なことはしっかりサポートしていきたい。こだわりの強い息子と過ごす日常やトレーニング内容を書いていきます。

自閉症スペクトラムに多いという感覚鈍麻。息子は痛みと暑さに鈍感です。

4月の春休み最終日、息子の体調が急に悪くなりました。この日は午前中のスイミングをなんなくこなし「お昼はラーメンを食べに行こっか!」というわたしの提案に息子はノリノリ。とても元気だったんです。

お店に入って注文したときまではよかったんだけど、料理を待つ息子のようすがおかしい。
めずらしくテーブルに突っ伏してるのでどうしたのか訊いてみると「スイミングで疲れちゃった。でも大丈夫。」と答えます。しんどいならテイクアウトして帰ろうと提案するも「大丈夫」の一点張り。

だけど、料理がきていざ食べ始めたとたん「ぼく、車でよこになりたい」と言い出しました。
イスに座ってるのもしんどそうなので、お店の人に理由を説明して息子を車まで連れて行きます。

会計をして車にもどると息子はぐっすり・・・というよりグッタリ。でも、しっかりとした寝いきをたてて熟睡しています。イビキもかいてるので、ただ疲れただけなのかもしれないな。

そんなこんなで家に到着。息子を車から降ろしたくても、起きあがるのも歩くのもしんどそうです。そんな息子を抱きあげて家のなかへ・・・入るなり嘔吐しました!!どうしたの!?吐いたのはこの一回だけです。

すこしラクになったのか、そのあとまた眠って、夕がたにはだいぶ元気になっていました。起きあがるとちょっとフラフラするみたいけど食欲はあります。

翌日の始業式はなんの問題もなく元気に過ごして帰ってきました。体調も良さそうだし食欲もある。そしてサッカーで走り回れるくらいの元気っぷり。昨日の体調不良はいったい何だったんだろうと不思議に思うくらいです。もう完全に良くなったんだと安心しきってました。

次の日の朝、息子の元気がありません。食欲もないのかあまり食べず「この間、体調が悪かったときと同じ感じがする。」と言います。
とりあえず学校を休ませてようすをみることにしました。風邪の症状もなければ熱もありません。ソファーに横たわってテレビをながめてる息子。

しばらくしてからあることに気づきました。あれ?今日は一度もトイレに行ってないんじゃない?この時点ですでに午前9時。ゆうべ寝る前にトイレ行ったきりだから・・・12時間おしっこしてない!!

あわてて息子をトイレに連れていこうとするも立ちあげれません。起きあがろうとするとフラフラして吐き気もあるみたい。なんとかトイレを済ませてリビングにもどるとソファーにたおれこむ息子。横になってるときはしんどくないんだって。だけど体を起こすとフラッとなるみたいです。


病院に連れて行きたいんだけど、この状態での車の移動はしんどいかもしれない。とりあえず午前中は家でようすをみて落ちついたら病院に行こうかな。午後いちばんの診察は16時。それまでにはラクになってるよね。

そんなふうに思ってたけど午後になっても良くなる傾向なし。おしっこも行きたがらないし水分もあまり摂ってくれません。ストローでポカリを飲ませても二口くらいでおしまい。このとき、すぐ病院に連れて行くべきだったと後悔しました。わたしの失敗です。

かかりつけの病院で診てもらったら、なんと脱水症状をおこしてました!!しかも点滴を二本もうたれるくらい息子の体には水分がなかったんです。そりゃおしっこもしたくならないし出ないよね。あのときすぐ病院に連れて行ってれば点滴一本で済んでたそうです。わたしのせいで本当にごめん!!

だけどこんなに突然、脱水症状っておこるもんなの?たしかに一昨日は体調が悪かったけど、昨日は丸いちにち元気だったよ?いつもの時間に寝て起きたら脱水症状になってるなんて・・・。

お医者さんに訊いてみたけど原因は分かりません。息子の処置を優先してくれたので詳しいことは調べてないそうです。一過性のものかもしれないとのことで、しばらくようすを見ることになりました。処置してもらったあとは食べものも水分をしっかり摂ってくれたので、まずは一安心です。

体調不良の流れはこんな感じ。

[水曜日]スイミング後、きゅうに体調が悪くなる。(嘔吐一回)

[木曜日]始業式、走り回るくらい元気。

[金曜日]朝から体調不良、病院で脱水症状だと診断される。

[土曜日&日曜日]体力がすこし落ちてるけど元気。

この数日間の記憶をたどると、いくつか気づいたことがありました。息子が体調不良をうったえるときって、すでに起きてられなくなってる状態なんだよね。もう本当に体調不良マックスって感じのとき。

こういった状態になる前の兆候は『いつもより口数が少ない』『奥二重がぱっちり二重になる』『話しかたが荒い』。そして体調が悪いのかと訊いても「だいじょうぶ」の一点張り。
これ、息子自身が体調不良に全く気づいてなかったんです。本人としては本当に大丈夫だと思ってたんだろうね。あとあと訊いてみると「ほんとに大丈夫だったの。」と言っていました。これって感覚鈍麻じゃない?

息子の感覚鈍麻は痛みと暑さだけだと思ってました。というより、今までは本当にそうだったのかも。
これまでの息子をふり返ってみても、体調不良によるしんどさやだるさがあればちゃんと伝えることができていました。だからまさかこんなことになるなんて・・・というのが正直なところです。

だけど痛みや暑さに鈍感なら自分の体調不良に気づかなくてもぜんぜん不思議じゃないんですよね。そして暑さに鈍感ならのどの渇きに気づきにくい・・・。これ、盲点でした。これが脱水症状につながった理由のひとつかもしれません。

脱水症状による対策はなにはともあれ水分補給だよね。家ではもちろんだけど、学校でもしっかり水分を摂ってもらわなくちゃいけません。息子が通う小学校は毎日水筒を持っていくので、のどがかわいてなくても暑いと感じなくても、やすみ時間には必ずお茶を飲む約束をしました。できれば水筒を空っぽにしてほしいな。

今回の件を担任の先生と補佐の先生に報告、そしてお願いをしました。

●体調不良に気づかない。
●体調が悪いと訴えたときはすでに限界。
●目が二重になる、口数が少ない、言葉があらい・・・、こんなときは体調が悪いかもしれない。
●のどの渇きに気がつきにくいので水分補給を促してほしい。

これからは体調不良の前兆を見逃さないように気をつけます。息子の「大丈夫。」を素直に受け取らず、すぐ休ませる必要があるかもしれないことをしっかり頭に入れておきます。

今回の件は本当にビックリしたけど、取り返しのつかないことにならなくて本当に良かったです!!

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